
大学を休学した。
「後期は治療に専念しよう」
母にそう言われたけれど、後期に休んだその先に、復学できる未来があるとは到底思えなかった。だって私は、あんな場所、もう二度と行きたくないのに。
休学中は、なるべく大学のことを考えずに過ごそうとしていた。焦ったところで、憂鬱になったところで、時間は変わらない。
朝に目は覚めるけれど、午前中は動けないことが多かった。朝起きても動けず、また眠ってしまう。午後にも昼寝をして、夜になるとまた眠る。そんな代わり映えのない日々が、淡々と過ぎて行った。
でも12月頃から、私に変化が見られ始めた。昨日より、少し調子がいい。そんな日が増えていった。
私は文章を書き、お散歩に行き、韓国語を勉強し、運動もするようになった。もちろん、これは調子のいい時だけで、一日中寝込んでいる日も多かった。それでも、毎日難なくお風呂に入れるようになり、笑うことが増えた。
これを書いているのは、2月の中旬。まだ上手くいくのかなんてわからないけれど、4月から始まる新生活を少しずつ直視できるようになってきた。前期は病気を隠して、普通の人に見えるように必死に努めていた。でも、それが自分の首を絞めていたことを理解したから、来年度からはありのままの自分で大学生活を送れたらいいと思っている。